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公安ちゃん

Author:公安ちゃん
ムジチの音楽活動の紹介や日々の生活の話題を提供しています。ブログを通じて、読者との憩いの広場になれば、うれしいです。

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『セミとヒグラシ』
アブラゼミ (300x225) 

スイスから帰ると蒸し暑い日本の夏が待っていた。家のセミの鳴き声も出発時より勢いを増していた。朝起きると早くからアブラゼミの合唱で、家を追われるように仕事に出かける。暑さとセミの鳴き声で、せき立てられるようだ。庭に出ると、庭木にたくさんのせみがしがみつき、両羽を激しく震わせる姿が見られ、時々飛び立って、別の木に飛び移る光景も見られる。中にはおしっこを掛けて飛ぶセミもある。盆頃までは、仕事が終わって帰宅してもまだ、セミが鳴いていた。セミはニイニイゼミからミンミンゼミに、そしてアブラゼミに移行するように思える。
 今年の暑さは、大変なものだ。年々夏の猛暑は、ひどくなっているように感じる。例年は、盆が過ぎると朝晩涼しい風が吹き始め、過ごしやすくなるはずだが、今年は、なんのその、寝苦しい夜が続いている。地球の温暖化のスピードは、凄まじいものだ。それでも、20日を過ぎるとやや過ごしやすくなった。昼間はまだ暑いが、夜中には、風が吹き出し、救われた心地がする。真夜中には、こおろぎやスズムシなどの声が聞こえ始め、季節の移り変わりを感じる。

ヒグラシ (300x225) 

 最近、夕方に、ヒグラシが鳴くのを聞いた。どことなく郷愁を帯びた鳴き方だ。毎日は鳴かないので、どこからか飛んで来るのだろうか。しばらくすると、近所の奥様が亡くなったという訃報を聞き、余計に寂しさが募った。2年前から癌で闘病中と聞いていたが、とうとう力尽きたのだろうか。闘病中の苦しみは、いかばかりだったのだろうか。元気な頃は、近所の道路を犬の散歩をされ、たわいのない会話をしたのを思い出す。気さくでいやみのない陽気な人で、泣き言は、一切聞かなかった。自宅に通夜にゆくと、奥座敷に寝かされていた。痩せてはいるが、全く苦悶の表情もなく、ほっそりとした美しい顔に驚かされた。口紅を薄く引いてもらっているが、口を湿らせていると、まだ語りかけてくれそうな気配さえ感じたのだった。

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未分類 | 09:48:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
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