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公安ちゃん

Author:公安ちゃん
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『ターナー島』
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松江の友人が、松山訪問に来られた。3月の連休の事。土曜日の夜、今治のホテルで落ち合い、一緒に食事をした。今回は、友人の奥様も同伴で、中華料理を食べながら、半年ぶりの再会を楽しんだのだった。昔の思い出話から、色々と話題は尽きなかったが、彼がこう言った。「松山に行ったら、ターナー島を見に行きたいんだけどなー。」僕は、<ターナー島>の事を忘れていたのだが、「それ、小説坊ちゃんに出てくるだろう。」と言われて、やっと思い出した。「ああ、あの島ね。あれは、松山観光港からしばらく歩くと見えるから、松山市駅から「伊予鉄髙浜線」に乗ると便利だよ。」と教えておいたのだった。
 連休が終わり、お礼のメールが送られてきた。それによると、確かに、<ターナー島>は、見てきたようだが、車で梅津寺駅の近くに行き、その辺りで、駐車場の係の人に、便利な方法を尋ねたようだ。そこから、数分の所に車を止めて、<ターナー島>を眺める事が出来たと書いていた。
 松山の人間なら、松山市駅から髙浜線に乗るのは、普通の事だが、車だと確かに、駐車場に車を預けるのが、やっかいだ。松山市駅を捜すのもめんどうだ。「おっしゃった意味がやっとわかりました。そのあと、砥部焼き物センターにゆきました。」と書かれていた。
 その後、僕は、小説<坊ちゃん>を読み直してみたのだ。
『「あの松を見たまえ、幹が真直で、上が傘のように開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だに云うと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ」と心得顔である。ターナーとは何の事だか知らないが、聞かないでも困らない事だから黙っていた。...
すると野だがどうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんかと余計な発議をした。赤シャツはそいつは面白い、吾々はこれからそう云おうと賛成した。この吾々のうちにおれもはいってるなら迷惑だ。おれには青嶋でたくさんだ。あの岩の上に、どうです、ラフハエルのマドンナを置いちゃ。いい画が出来ますぜと野だが云うと、マドンナの話はよそうじゃないかホホホホと赤シャツが気味の悪るい笑い方をした。』(夏目漱石 「坊ちゃん」より)

ターナーが、イギリスの有名なロンドン生まれのロマン主義の画家と知った。追随主義を嫌う、坊ちゃんの性格が面白く描かれている。それにしても、この時代は、この辺りで釣りをしていたかと、昔が懐かしい気がした。
 昔は、伊予鉄髙浜線で降りると、しばらく歩くと桟橋に着き、そこから、<小倉>や<神戸>行きの船に乗っていた記憶がある。<ターナー島>は、確か船の発着時に、船から見えていた気がする。伊予鉄<高浜駅>は、まだ昔のまま残っていると思うが、昔は、ここが、九州や大阪に渡る、一番便利な方法であった。中学生の頃に、福岡の予備校に行った兄を迎えに<高浜駅>行った時の風景が蘇った。久しく会っていなかった兄の顔を人混みの中から見付けた嬉しさを思い出した。

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