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公安ちゃん

Author:公安ちゃん
ムジチの音楽活動の紹介や日々の生活の話題を提供しています。ブログを通じて、読者との憩いの広場になれば、うれしいです。

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『志賀高原(3)』
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朝早く目が覚めると、天気は回復して、晴れ間が覗いていた。部屋に籠るのも、もったいないので、散歩してみようと、外に出た。今度は、ホテルの下りの道を降りてみた。<丸池ホテル>の建物が見えてきた。あのホテルの前の道を行くと、丸池に突き当たるようだった。しかし、そこまで往復するには、時間がかかり過ぎる。僕達は、その近くを、ぐるりと回って帰ってきた。とにかく、<志賀高原>は、広すぎる。ガイドブックには、幾つもの池を周遊するコースも紹介されているが、思ったよりも遠くて、それだけで、半日を費やすようだ。僕達は、今日は、清里をめざして、早くここを出発しなければならない。志賀高原を中心にするなら、2~3泊して、ゆったりと周遊しなければ、だめだと思った。それに、自家用車かレンタカーででも、移動しないと、回れないほどに、広い高原だ。

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 僕達は、あきらめて、ホテルに戻った。ホテルには、人の好い中年の叔父さんが、「朝食をどうぞ、お取り下さい。」と言ってくれた。ホテルには、フロントにいた支配人と、この厨房の男性と若い中国人の男性の3人の顔しか、見なかった。どの人も持て成しは、精一杯やってくれている。それは、十分伝わってくる。しかし、この客数では、ホテルの維持さえ難しいのではと、心配だ。それは、昨晩の夕食や朝食の内容から、見て取れた。朝食を済ませ、外に出るときに、僕は、「BGMに綺麗なクラシック音楽が流れていましたね。あれは、有線放送ですか?」と聞いてみた。「そうなんです。」と頷いておられた。部屋から出ると、支配人がむこうから、さっとやって来られ、「コーヒーをどうぞ。」と二人にサービスしてくれた。どんなに、経営がなろうとも、ホテルマンの心意気は、失うまいと言う態度が、僕達に伝わり、感じが良かった。「少なくとも、骨休みは、できたね。」と二人で言い合った。ホテルをチェックアウトしようとすると、支配人が愛想良く話してくれた。「もっと先の奥志賀高原には、小澤征爾さんが、時々来てくれて、音楽指導やコンサートをやってくれているのですよ。」と説明してくれた。なるほど、ここは、小澤征爾氏と関わりが深いところなのだと知った。


同じ年に生まれて

蓮池の停留所
から長野行きのバスに乗ってから、そもそも、何故、この志賀高原に来ようと思ったのかと思い出していた。そうだ、大分前になるが、本屋で小澤征爾と大江健三郎との対談集<同じ年に生まれて>を見つけて、買って帰り読んだのだ。その対談をしたのが、<志賀高原>であった。同い年の世界的巨匠の二人が、ざっくばらんに、どうして、音楽や文学を志そうとしたのか等を対談していた。二人とも、中学3年生で、将来をめざしていたと話していた。比較的読みやすかった。この二人が対談するような<志賀高原>なら、きっと素晴らしい避暑地に違いないと、行く気になったのだった。僕達の志賀高原は、雨に降られ、十分に満喫できなかったが、もう一度、来れるような機会が訪れればいいがと願った。
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