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公安ちゃん

Author:公安ちゃん
ムジチの音楽活動の紹介や日々の生活の話題を提供しています。ブログを通じて、読者との憩いの広場になれば、うれしいです。

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『母の思い出:第六十話「担任の物理の先生」』
階段教室 (300x251)

高校3年生
になると、担任は、物理の先生になった。あだ名があったが、なかなか思い出せない。
丸顔の温厚な先生だった。物理の授業もきちっと教えてくれた。そんなに細かい事を、あれこれと注意することもなかった。授業が終わり、疑問があると、丁寧に教えてくれた。
 その先生の自慢話は、必ず<大江健三郎>を教えた事だった。「大江君はねえ、東大の文学部に進んだんだけど、物理も数学もよく出来ていたんだよ。」と何度も同じ話を聞かされた。
 ノーベル文学賞を受賞した、<大江健三郎>は、南予の内子出身である。南予から松山東校を目指してやってくる学生には、優秀なのが多かった。僕たちの同級生にも、八幡浜から出てきた3人組がいたが、3人ともいつも、トップクラスにいた。大江健三郎は、早くから、東大の文学部に入学することを、目指していたようだ。フランス文学者で東大教授渡辺一夫の<フランスルネサンス断章>を高校時代に読み、この先生に傾倒していたと、どこかに書いていた。

大江健三郎写真 (200x300)

 午前中の授業が終わり、昼食を階段教室でいつも食べた。僕達は、母親が作ってくれる弁当を開けて、食べたが、八幡浜出身の三羽ガラスは、校内のパン屋でパンを買ってきて、いつも食べていた。松山の下宿に間借りをしていたので、弁当までは、作ってはくれなかったのだろう。何か、気の毒な気がしていた。松山圏外からの出身者は、親元から離れ、下宿して、色々な苦労も多かっただろうが、それだけ、立派な大学に入学しようと言う志が強い者が多く、大江健三郎のような、立派な文学者や科学者として大成した人物を多く輩出した事も事実であった。大江健三郎は、その後の小説で、生まれ育った内子と言う閉鎖的な部落で見聞きしたり体験した事を回想的に書いており、その幾つかを読んだ記憶がある。
 物理の担任教師が、大江を教えた事を自慢していたのは、まだ<ノーベル文学賞>を受賞する以前の事であったわけだが、大江は東大在学中に、<芥川賞>を受賞し、有名な作家となっていたので、先生にとっては、自慢の教え子であったに違いない。


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未分類 | 17:25:10 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
先日は久しぶりにお会いでき感動の一日でした。
美味しいご飯、楽しいお話、素敵なお家、可愛い猫ちゃん、幸せな時間を有難うございました。
最後は思いもよらずリコーダーのライブコンサート、やっぱり音楽っていいですね。心が遠い昔の頃に帰ったようで本当に癒されました。元気になりました。
是非また、お会いしたいです。
奥様にどうか宜しくお伝え下さい。
本当に有難うございました。

2016-07-10 日 10:35:28 | URL | ワックスフラワー [編集]
お礼
こちらこそ、楽しい一日を過ごすことが出来ました。
あいにくの雨でしたが、マリン・パークのレストランも美味しかったですね。自宅で、くつろいだお話ができて、良かったです。日本の歌も聞いて頂き、嬉しかったです。あちこち、良く旅行されていますね。色々な話が聞けて、楽しかったです。また、お会いしましょう。
2016-07-10 日 12:30:12 | URL | kimiyasu [編集]
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